Windows11のデバイスマネージャーでエラーコードが表示される原因と対処法|コード10・コード28の確認方法

Windows11のデバイスマネージャーで「コード10」「コード28」などのエラーコードが表示される場合は、対象デバイスのドライバー、接続状態、認識状態に問題が出ている可能性があります。

エラーコードは、対象デバイスのプロパティを開き、「全般」タブの「デバイスの状態」で確認できます。コード番号だけで判断せず、対象デバイス名、表示されているメッセージ、直前に行った操作もあわせて確認することが大切です。

ただし、エラーコードが表示されたからといって、すぐにデバイスを削除したり、不明なドライバー更新ソフトを使ったりする必要はありません。まずはコード番号と状態を確認し、Windows Update、デバイスマネージャー、PCメーカー・機器メーカー公式サイトの順に確認してください。

本記事では、Windows11のデバイスマネージャーでエラーコードが表示される原因、コード10・コード28の違い、エラーコードの確認方法、ドライバー確認時の注意点を解説します。

デバイスマネージャーの開き方や、不明なデバイス、ドライバー確認の基本は以下の記事も参考にしてください。

 

Windows11のデバイスマネージャーでエラーコードが表示される原因

デバイスマネージャーのエラーコードは、Windowsが対象デバイスに問題を検出したときに表示されます。

原因は、ドライバー未インストール、ドライバー不整合、機器の接続不良、USB機器の認識不良、Windows Update後の不具合、古い周辺機器、ハードウェア故障などです。

表示される内容 主な意味 最初に確認すること
コード10 このデバイスを開始できません 再起動、接続状態、ドライバー更新を確認します。
コード28 このデバイスのドライバーがインストールされていません Windows Updateとメーカー公式ドライバーを確認します。
黄色い三角マーク デバイスまたはドライバーに問題がある プロパティの「デバイスの状態」を確認します。
不明なデバイス Windowsが機器を識別できていない ハードウェアID、PC型番、接続機器を確認します。
コード31 必要なドライバーを読み込めない ドライバー更新や再インストールを確認します。
コード43 問題が発生したため停止された可能性がある USB機器、接続、ドライバー、機器本体を確認します。

エラーコードは、原因を特定するための手がかりです。コード番号だけで判断せず、対象デバイス名、表示メッセージ、接続状況、直前に行った操作もあわせて確認してください。

エラーコードが表示された場合でも、すぐにデバイスを削除したり、不明なドライバー更新ソフトを使ったりする必要はありません。

まずは表示されているコード番号とデバイスの状態を確認し、原因を切り分けてください。

 

デバイスマネージャーのエラーコードを確認する方法

デバイスマネージャーのエラーコードは、対象デバイスのプロパティから確認できます。

黄色い三角マークが付いたデバイスや、不明なデバイスがある場合は、まず「デバイスの状態」を確認してください。

  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. 「デバイス マネージャー」をクリックします。
  3. 黄色い三角マークが付いたデバイス、または不明なデバイスを探します。
  4. 対象デバイスを右クリックします。
  5. 「プロパティ」をクリックします。
  6. 「全般」タブの「デバイスの状態」を確認します。
  7. 表示されているコード番号とメッセージを確認します。

デバイスマネージャーの開き方は、以下の記事で詳しく解説しています。

エラーコードの番号だけでなく、どのデバイスに表示されているかも確認してください。

ネットワークアダプター、Bluetooth、USB機器、プリンター、サウンド、ディスプレイアダプターなど、対象デバイスによって確認する場所や対処方法が変わります。

 

よく表示されるエラーコードの意味

デバイスマネージャーでは、デバイスの状態に応じてコード10、コード28、コード31、コード43などが表示される場合があります。

ここでは、Windows11で確認する機会が多い代表的なエラーコードをまとめます。

コード 表示例 確認すること
コード10 このデバイスを開始できません 再起動、接続状態、ドライバー更新を確認します。
コード28 このデバイスのドライバーがインストールされていません Windows Update、メーカー公式ドライバーを確認します。
コード31 必要なドライバーを読み込めない ドライバー更新、再インストールを確認します。
コード43 問題が発生したため停止されました USB機器、接続、ドライバー、ハードウェアを確認します。

エラーコードは、原因を判断するための手がかりです。ただし、同じコードでも、実際の原因はドライバー、接続、周辺機器、Windows Update、ハードウェア故障など複数考えられます。

コード番号だけで判断せず、対象デバイス名、接続状況、直前に行った操作もあわせて確認してください。

特に確認する機会が多いのは、コード10とコード28です。コード10は「対象デバイスを開始できない状態」、コード28は「対象デバイスのドライバーがインストールされていない状態」として切り分けます。

コード 意味 確認すること 詳しい確認手順
コード10 このデバイスを開始できません 再起動、接続状態、ドライバー、機器本体を確認します。 コード10の確認手順を見る
コード28 このデバイスのドライバーがインストールされていません Windows Update、オプションの更新、メーカー公式ドライバーを確認します。 コード28の確認手順を見る

コード10は接続状態やデバイス本体の問題も含めて確認し、コード28はドライバー未インストールの可能性を中心に確認します。どちらも、いきなり削除や外部ソフトでの更新を行わず、表示内容と対象デバイスを確認してから進めてください。

 

コード10が表示される場合

コード10は、対象デバイスを開始できない状態です。

ドライバー、接続状態、デバイス本体、USBポート、Windows Update後の不整合などが原因になる場合があります。

コード10が表示される場合は、以下を確認してください。

  • PCを再起動して改善するか
  • 対象デバイスを一度取り外して接続し直す
  • USB機器の場合は別のUSBポートで確認する
  • 別のPCで同じ機器が使えるか確認する
  • Windows Updateを確認する
  • デバイスマネージャーでドライバー更新を試す
  • メーカー公式サイトで対応ドライバーを確認する

外付け機器でコード10が出ている場合は、ドライバーだけでなく、ケーブルや機器本体の不具合も考えられます。

内蔵デバイスでコード10が出ている場合は、PCメーカー公式サイトのドライバーやチップセット関連の案内も確認してください。

コード10が表示される場合の詳しい原因や確認手順は、以下の記事で解説しています。

 

コード28が表示される場合

コード28は、対象デバイスのドライバーがインストールされていない状態です。

Windows Update、オプションの更新プログラム、PCメーカー・機器メーカー公式サイトを確認します。

コード28が表示される場合は、以下を確認してください。

  • Windows Updateを実行する
  • オプションの更新プログラムを確認する
  • 対象デバイス名を確認する
  • PCのメーカー名と型番を確認する
  • 機器メーカー公式サイトでWindows11対応ドライバーを確認する
  • 不明なドライバー配布サイトからダウンロードしない

不明なデバイスとして表示されていて、何の機器かわからない場合は、ハードウェアIDやPC型番を確認してください。

不明なデバイスの確認方法は、以下の記事で解説しています。

コード28が表示される場合の詳しい原因や確認手順は、以下の記事で解説しています。

 

まずWindows Updateでドライバーを確認する

デバイスマネージャーにエラーコードが表示された場合は、まずWindows Updateを確認します。

Windows Updateで、対象デバイスに必要なドライバーや修正プログラムが提供される場合があります。

  1. スタートボタンをクリックします。
  2. 「設定」を開きます。
  3. 「Windows Update」をクリックします。
  4. 「更新プログラムのチェック」をクリックします。
  5. 更新がある場合は適用します。
  6. 必要に応じてPCを再起動します。

Windows Update後に、デバイスマネージャーを開き、エラーコードが消えているか確認してください。

オプションの更新プログラムも確認する

Windows Updateには、通常の更新とは別に、オプションの更新プログラムが表示される場合があります。

ドライバー関連の更新が表示されることもあるため、エラーコードが解消しない場合は確認してください。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「Windows Update」をクリックします。
  3. 「詳細オプション」をクリックします。
  4. 「オプションの更新プログラム」を確認します。
  5. ドライバー関連の更新がある場合は内容を確認します。
  6. 必要な更新を適用し、PCを再起動します。

表示されたドライバーを何でも入れるのではなく、対象機器名やPCの型番に合っているか確認してください。

 

デバイスマネージャーでドライバーを更新する方法

Windows Updateで改善しない場合は、デバイスマネージャーから対象デバイスのドライバー更新を確認します。

  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. 「デバイス マネージャー」をクリックします。
  3. エラーコードが表示されているデバイスを右クリックします。
  4. 「ドライバーの更新」をクリックします。
  5. 「ドライバーを自動的に検索」を選択します。
  6. 画面の指示に従って更新します。
  7. 必要に応じてPCを再起動します。

「最適なドライバーが既にインストールされています」と表示される場合もあります。

その場合でも、PCメーカーや機器メーカー公式サイトに、対象機器向けのドライバーが提供されていることがあります。

ドライバー確認全体の流れは、以下の記事でも解説しています。

 

メーカー公式サイトからドライバーを確認する場合

Windows Updateやデバイスマネージャーで改善しない場合は、PCメーカーや機器メーカーの公式サイトを確認します。

メーカー製PCやノートPCでは、PCメーカー公式サイトに、その機種向けのドライバーが用意されている場合があります。

PCメーカー公式サイトで確認すること

  • PCメーカー名
  • PC型番
  • Windows11対応か
  • チップセットドライバー
  • ネットワークドライバー
  • Bluetoothドライバー
  • グラフィックドライバー
  • カードリーダーやカメラなどのドライバー

機器メーカー公式サイトで確認すること

  • 機器メーカー名
  • 機器名
  • 型番
  • Windows11対応か
  • ドライバーやユーティリティの配布有無
  • 接続手順や注意事項

古いOS用のドライバーや、別機種用のドライバーを入れると不具合が出る場合があります。

Windows11対応のドライバーかを確認してからインストールしてください。

 

エラーコードを確認するときの注意点

デバイスマネージャーにエラーコードが表示されていても、すぐにデバイス削除やドライバー更新を行う必要はありません。まずは、対象デバイス名、コード番号、表示メッセージを確認してください。

  • コード番号だけで原因を決めつけない
  • 対象デバイス名を確認する
  • 直前に接続したUSB機器や周辺機器がないか確認する
  • Windows Updateやオプションの更新を確認する
  • PCメーカー・機器メーカー公式サイトを確認する
  • 不明なドライバー更新ソフトを安易に使わない
  • 会社や学校のPCでは管理者や情報システム部門に確認する

特に、ネットワークアダプター、Bluetooth、ディスプレイアダプター、ストレージ関連のデバイスは、削除や無効化をすると操作に影響が出る場合があります。確認だけで済む場合は、無理に変更しないでください。

 

エラーコードが出ているデバイスを削除する前の注意点

エラーコードが出ているデバイスは、むやみに削除・アンインストールしないでください。

削除して再起動すると再認識される場合もありますが、対象デバイスによっては一時的に機能が使えなくなる可能性があります。

削除前に確認すること

  • 対象デバイスが何の機器か確認する
  • 表示されているエラーコードを控える
  • PCメーカーや機器メーカーの公式ドライバーを確認する
  • USB機器の場合は別ポートや別PCでも確認する
  • ネットワークやBluetoothなど、削除後に困る機能ではないか確認する
  • 会社や学校PCでは管理者に確認する
  • 削除後に再起動してよい状態か確認する

特に、ネットワークアダプターやBluetooth、ディスプレイアダプターなどを削除する場合は注意してください。

削除後にインターネットへ接続できなくなったり、画面表示が変わったりする場合があります。

 

ドライバー更新ソフトを使う前の注意点

エラーコードを解消するために、いきなり不明なドライバー更新ソフトを使う必要はありません。

まずWindows Update、デバイスマネージャー、PCメーカー・機器メーカー公式サイトを確認してください。

ドライバー更新ソフトは便利に見える場合がありますが、不要な更新、有料版への誘導、常駐ソフトの増加につながることがあります。

注意すること

  • 不明なソフトを入れない
  • 「多数のドライバーが古い」と出てもすぐ信用しない
  • 不要な常駐ソフトを増やさない
  • 有料版誘導に注意する
  • メーカー公式ではないドライバー配布サイトに注意する
  • 会社や学校PCでは勝手に入れない
  • 実務ではメーカー公式・Windows標準手順を優先する

エラーコードが出ている場合でも、まず対象デバイス名とコード番号を確認することが重要です。

原因を確認せずに外部ソフトへ任せるのではなく、Windows標準機能とメーカー公式情報を優先してください。

 

関連するドライバー・デバイス設定

デバイスマネージャーのエラーコードだけでなく、ドライバー確認全体、不明なデバイス、デバイスマネージャーの開き方、ドライバーのバージョン確認、コード10・コード28の個別手順もあわせて確認したい場合は、以下の記事も参考にしてください。

 

よくある質問

デバイスマネージャーのエラーコードはどこで確認できますか?

対象デバイスを右クリックして「プロパティ」を開き、「全般」タブの「デバイスの状態」で確認できます。

コード番号と表示メッセージを確認してください。

コード10とは何ですか?

コード10は、対象デバイスを開始できない状態です。

ドライバー、接続状態、デバイス本体、USBポート、Windows Update後の不整合などが原因になる場合があります。

コード28とは何ですか?

コード28は、対象デバイスのドライバーがインストールされていない状態です。

Windows Update、オプションの更新プログラム、PCメーカー・機器メーカー公式サイトを確認してください。

黄色い三角マークが出ている場合は何を確認しますか?

まず対象デバイスのプロパティを開き、「デバイスの状態」を確認してください。

コード番号が表示されている場合は、その番号を控えて原因を確認します。

エラーコードが出ているデバイスは削除しても大丈夫ですか?

すぐに削除するのはおすすめしません。

対象デバイスが何の機器か、どのコードが表示されているか、メーカー公式ドライバーがあるかを確認してから判断してください。

Windows Updateでエラーコードは直りますか?

直る場合があります。

Windows Updateで必要なドライバーや修正プログラムが提供されることがあるため、まず更新プログラムを確認してください。

ドライバー更新ソフトを使えばエラーコードは直りますか?

ドライバー更新ソフトをいきなり使う必要はありません。

まずWindows Update、デバイスマネージャー、PCメーカー・機器メーカー公式サイトを確認してください。

不明なソフトや有料版誘導が強いソフトは、不要な常駐ソフトや誤った更新につながる可能性があります。

会社や学校のPCでエラーコードが出た場合はどうすればよいですか?

会社や学校のPCでは、管理者権限や組織の設定により、ドライバーを変更できない場合があります。

勝手に削除やドライバー追加をせず、管理者や情報システム部門に確認してください。

 

まとめ

Windows11のデバイスマネージャーでエラーコードが表示される場合は、対象デバイスのプロパティを開き、「デバイスの状態」に表示されるコード番号とメッセージを確認します。

  • エラーコードは、対象デバイスに問題が検出されたときに表示される
  • コード番号は、デバイスのプロパティにある「デバイスの状態」で確認できる
  • コード10は「このデバイスを開始できません」と表示される状態
  • コード28は「このデバイスのドライバーがインストールされていません」と表示される状態
  • 黄色い三角マークがある場合は、対象デバイスの状態を確認する
  • 不明なデバイスの場合は、ハードウェアIDやPC型番も確認する
  • まずWindows Updateやオプションの更新を確認する
  • 必要に応じてPCメーカー・機器メーカー公式サイトを確認する
  • 不明なドライバー更新ソフトを安易に使わない
  • 会社や学校のPCでは、管理者や情報システム部門に確認する

エラーコードは、トラブル原因を切り分けるための手がかりです。表示されたコード番号だけで判断せず、対象デバイス名、表示メッセージ、接続状態、直前の操作をあわせて確認してください。

コード10、コード28、不明なデバイス、ドライバー確認の詳しい手順は以下の記事も参考にしてください。

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