Windows11のデバイスマネージャーで「コード28 このデバイスのドライバーがインストールされていません」と表示される場合は、対象デバイスに必要なドライバーが入っていない、またはWindowsが正しいドライバーを見つけられていない状態です。
まず対象デバイス名とデバイスの状態を確認し、Windows Update、オプションの更新プログラム、デバイスマネージャー、PCメーカー・機器メーカー公式サイトの順に確認してください。
不明なドライバー更新ソフトをいきなり使う必要はありません。
本記事では、Windows11のデバイスマネージャーでコード28が表示される原因と、「このデバイスのドライバーがインストールされていません」と表示されたときの確認手順を解説します。
- コード28の意味
- コード28が表示される主な原因
- デバイスマネージャーでコード28を確認する方法
- Windows Updateでドライバーを確認する方法
- オプションの更新プログラムを確認する方法
- ハードウェア変更のスキャンで再認識させる方法
- メーカー公式サイトからドライバーを確認する場合の注意点
- ドライバー更新ソフトを使う前の注意点
Windows11のコード28とは?
コード28は、対象デバイスのドライバーがインストールされていない状態です。
Windowsが機器を認識できていても、必要なドライバーが見つからない場合や、正しいドライバーが入っていない場合に表示されます。
デバイスマネージャーでは、対象デバイスのプロパティに「このデバイスのドライバーがインストールされていません」や「コード28」と表示されることがあります。
| 状況 | 考えられる原因 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| コード28が表示される | ドライバーがインストールされていない | Windows Updateとデバイスの状態を確認する |
| 不明なデバイスでコード28が出る | Windowsが機器を識別できていない | ハードウェアID、PC型番、接続機器を確認する |
| その他のデバイスに表示される | カテゴリ判別前の状態 | 対象デバイス名とハードウェアIDを確認する |
| USB機器でコード28が出る | 専用ドライバー不足、接続不良 | 別ポート、別ケーブル、メーカー公式サイトを確認する |
| Windows Update後にコード28が出る | 更新後にドライバーが外れた、認識が変わった | 再起動、Windows Update、オプションの更新を確認する |
| メーカー製PCでコード28が出る | チップセットや内蔵デバイス用ドライバー不足 | PCメーカー公式サイトで型番別ドライバーを確認する |
コード28が表示された場合でも、すぐに不明なドライバー更新ソフトを使ったり、よくわからない配布サイトからドライバーをダウンロードしたりする必要はありません。
まずは対象デバイス名、デバイスの状態、Windows Update、メーカー公式サイトを順番に確認してください。
コード28が表示される主な原因
コード28が表示される主な原因は、対象デバイスに必要なドライバーが入っていないことです。
ただし、実際にはドライバー未インストールだけでなく、Windowsが機器を正しく判別できていない場合や、メーカー専用ドライバーが必要な場合もあります。
主な原因は以下の通りです。
- 対象デバイスのドライバーがインストールされていない
- Windowsが正しいドライバーを自動で見つけられていない
- Windows Updateが未適用
- オプションの更新プログラムにドライバーが残っている
- メーカー専用ドライバーが必要な機器を使っている
- メーカー製PCのチップセットや内蔵デバイス用ドライバーが不足している
- USB機器や周辺機器の専用ドライバーが必要
- Windows Update後にドライバーの認識が変わった
- 古い周辺機器やWindows11非対応機器を接続している
コード28は「ドライバーが入っていない」ことを示す場合が多いため、コード10よりもドライバー確認の優先度が高くなります。
ただし、何の機器かわからない状態で適当にドライバーを入れるのは避けてください。
デバイスマネージャーでコード28の状態を確認する
コード28が表示されているかどうかは、デバイスマネージャーで確認できます。
黄色い三角マークが付いたデバイスや、「不明なデバイス」と表示されている項目を確認してください。
- スタートボタンを右クリックします。
- 「デバイス マネージャー」をクリックします。
- 黄色い三角マークが付いたデバイス、または「不明なデバイス」を探します。
- 対象デバイスを右クリックします。
- 「プロパティ」をクリックします。
- 「全般」タブの「デバイスの状態」を確認します。
- 「コード28」または「このデバイスのドライバーがインストールされていません」と表示されているか確認します。
デバイスマネージャーの開き方は、以下の記事で詳しく解説しています。
対象デバイス名が表示されている場合は、その機器に対応したドライバーを確認します。
「不明なデバイス」と表示され、何の機器かわからない場合は、ハードウェアIDやPC型番を確認してください。
まずWindows Updateでドライバーを確認する
コード28が表示される場合は、まずWindows Updateを確認します。
Windows Updateで、対象デバイスに必要なドライバーが提供される場合があります。
- スタートボタンをクリックします。
- 「設定」を開きます。
- 「Windows Update」をクリックします。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックします。
- 更新がある場合は適用します。
- 必要に応じてPCを再起動します。
Windows Update後に、デバイスマネージャーを開き、コード28が消えているか確認してください。
改善しない場合は、次にオプションの更新プログラムを確認します。
オプションの更新プログラムを確認する
コード28では、Windows Updateの「オプションの更新プログラム」も確認してください。
通常の更新では自動適用されないドライバーが、オプションの更新プログラムとして表示される場合があります。
- 「設定」を開きます。
- 「Windows Update」をクリックします。
- 「詳細オプション」をクリックします。
- 「オプションの更新プログラム」をクリックします。
- ドライバー関連の更新が表示されていないか確認します。
- 対象デバイスやPC型番に関係する更新があれば、内容を確認して適用します。
- PCを再起動し、コード28が消えているか確認します。
表示されたドライバーを何でも入れるのではなく、対象デバイス名、PCの型番、メーカー名と関係があるか確認してください。
よくわからない場合は、PCメーカー公式サイトの情報と照合してから適用する方が安全です。
デバイスマネージャーでドライバーを更新する方法
Windows Updateやオプションの更新プログラムで改善しない場合は、デバイスマネージャーからドライバー更新を確認します。
- スタートボタンを右クリックします。
- 「デバイス マネージャー」をクリックします。
- コード28が表示されているデバイスを右クリックします。
- 「ドライバーの更新」をクリックします。
- 「ドライバーを自動的に検索」を選択します。
- 画面の指示に従って更新します。
- 必要に応じてPCを再起動します。
「最適なドライバーが既にインストールされています」と表示される場合もあります。
その場合でも、PCメーカーや機器メーカー公式サイトに、対象デバイス向けのドライバーが提供されていることがあります。
ドライバー確認全体の流れは、以下の記事でも解説しています。
ハードウェア変更のスキャンで再認識させる方法
コード28では、デバイスを再認識させることでドライバーの検出が進む場合があります。
ただし、どの機器かわからない状態でむやみにアンインストールするのは避けてください。
ネットワークアダプター、Bluetooth、ディスプレイ、サウンドなどを削除すると、一時的に機能が使えなくなる場合があります。
対象デバイスが何の機器かある程度確認できており、再認識させても問題ない場合に検討してください。
- デバイスマネージャーを開きます。
- コード28が表示されているデバイスを右クリックします。
- 「デバイスのアンインストール」をクリックします。
- 確認画面が表示された場合は内容を確認します。
- アンインストール後、デバイスマネージャー上部の「操作」をクリックします。
- 「ハードウェア変更のスキャン」をクリックします。
- デバイスが再認識されるか確認します。
- 必要に応じてPCを再起動します。
再認識後に同じコード28が表示される場合は、Windowsが自動で適切なドライバーを見つけられていない可能性があります。
その場合は、PCメーカーまたは機器メーカーの公式サイトでドライバーを確認してください。
不明なデバイスとして表示される場合
コード28は、「不明なデバイス」や「その他のデバイス」に表示されることがあります。
この場合、Windowsが機器を正しく識別できていないため、どのドライバーを入れればよいか判断しにくい状態です。
不明なデバイスとして表示される場合は、以下を確認してください。
- 直前に接続したUSB機器や周辺機器があるか
- PC購入直後やWindows再インストール直後ではないか
- メーカー製PCのチップセットドライバーが不足していないか
- ハードウェアIDを確認できるか
- PC型番や機器型番がわかるか
- Windows11対応ドライバーが提供されているか
不明なデバイスの確認方法は、以下の記事で解説しています。
ハードウェアIDは、対象機器を推測する手がかりになります。
ただし、不明なドライバー配布サイトからダウンロードするためではなく、PCメーカーや機器メーカー公式サイトで確認するために使ってください。
メーカー公式サイトからドライバーを確認する場合
Windows Update、オプションの更新プログラム、デバイスマネージャーで改善しない場合は、PCメーカーや機器メーカーの公式サイトを確認します。
特にメーカー製PCやノートPCでは、チップセット、カードリーダー、Bluetooth、Wi-Fi、サウンド、カメラなどの内蔵デバイス用ドライバーが必要な場合があります。
PCメーカー公式サイトで確認すること
- PCメーカー名
- PC型番
- Windows11対応か
- チップセットドライバー
- ネットワークドライバー
- Bluetoothドライバー
- サウンドドライバー
- グラフィックドライバー
- カードリーダーやカメラなどのドライバー
機器メーカー公式サイトで確認すること
- 機器メーカー名
- 機器名
- 型番
- Windows11対応か
- ドライバーやユーティリティの配布有無
- 接続手順や注意事項
古いOS用のドライバーや、別機種用のドライバーを入れると不具合が出る場合があります。
Windows11対応のドライバーかを確認してからインストールしてください。
コード28のデバイスを削除・アンインストールする前の注意点
コード28が表示されているデバイスは、むやみに削除・アンインストールしないでください。
削除して再認識させることで改善する場合もありますが、対象デバイスによっては一時的に機能が使えなくなる可能性があります。
削除前に確認すること
- 対象デバイスが何の機器か確認する
- 表示されているエラーコードがコード28であることを確認する
- PCメーカーや機器メーカーの公式ドライバーを確認する
- USB機器の場合は別ポートや別PCでも確認する
- ネットワークやBluetoothなど、削除後に困る機能ではないか確認する
- 会社や学校PCでは管理者に確認する
- 削除後に再起動してよい状態か確認する
特に、ネットワークアダプターやBluetooth、ディスプレイアダプターなどを削除する場合は注意してください。
削除後にインターネットへ接続できなくなったり、画面表示が変わったりする場合があります。
削除やアンインストールは、Windows Update、オプションの更新、ドライバー更新、メーカー公式サイト確認を行った後の手段として検討してください。
ドライバー更新ソフトを使う前の注意点
コード28を解消するために、いきなり不明なドライバー更新ソフトを使う必要はありません。
まずWindows Update、オプションの更新プログラム、デバイスマネージャー、PCメーカー・機器メーカー公式サイトを確認してください。
ドライバー更新ソフトは便利に見える場合がありますが、不要な更新、有料版への誘導、常駐ソフトの増加につながることがあります。
注意すること
- 不明なソフトを入れない
- 「多数のドライバーが古い」と出てもすぐ信用しない
- 不要な常駐ソフトを増やさない
- 有料版誘導に注意する
- メーカー公式ではないドライバー配布サイトに注意する
- 会社や学校PCでは勝手に入れない
- 実務ではメーカー公式・Windows標準手順を優先する
コード28はドライバー未インストールに関係するエラーですが、だからといって外部ソフトに任せればよいわけではありません。
対象デバイス名、PC型番、メーカー公式ドライバーを確認し、安全な手順で対応してください。
関連するドライバー・デバイス設定
コード28だけでなく、デバイスマネージャーのエラーコード全体、不明なデバイス、デバイスマネージャーの開き方、ドライバー確認、ドライバーのバージョン確認もあわせて確認したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
- Windows11のデバイスマネージャーでエラーコードが表示される原因と確認方法|コード10・コード28の見方
- Windows11で不明なデバイスが表示される原因と対処法|デバイスマネージャーでドライバーを確認する方法
- Windows11でデバイスマネージャーはどこにある?開き方と確認方法
- Windows11でドライバーを確認・更新する方法|デバイスマネージャーとWindows Updateの確認手順
- Windows11|ドライバーのバージョンを確認する方法
よくある質問
Windows11のコード28とは何ですか?
コード28は、デバイスマネージャーで「このデバイスのドライバーがインストールされていません」と表示されるエラーです。
対象デバイスに必要なドライバーが入っていない、またはWindowsが正しいドライバーを見つけられていない状態です。
コード28が表示されたら最初に何を確認しますか?
まず対象デバイス名とデバイスの状態を確認してください。
そのうえで、Windows Update、オプションの更新プログラム、デバイスマネージャー、メーカー公式サイトの順に確認します。
コード28はWindows Updateで直りますか?
直る場合があります。
Windows Updateで必要なドライバーが提供される場合があるため、まず「更新プログラムのチェック」を実行してください。
オプションの更新プログラムは確認した方がよいですか?
はい。コード28では確認した方がよいです。
通常のWindows Updateでは自動適用されないドライバーが、オプションの更新プログラムとして表示される場合があります。
不明なデバイスでコード28が表示される場合はどうすればよいですか?
ハードウェアID、PC型番、直前に接続した機器を確認してください。
そのうえで、PCメーカーや機器メーカーの公式サイトから対象ドライバーを確認します。
ハードウェア変更のスキャンとは何ですか?
ハードウェア変更のスキャンは、Windowsに接続機器を再確認させる操作です。
デバイスをアンインストールした後に実行すると、対象デバイスが再認識される場合があります。
コード28のデバイスを削除しても大丈夫ですか?
すぐに削除するのはおすすめしません。
対象デバイスが何の機器か、メーカー公式ドライバーがあるか、削除後に困る機能ではないかを確認してから判断してください。
ドライバー更新ソフトを使えばコード28は直りますか?
ドライバー更新ソフトをいきなり使う必要はありません。
まずWindows Update、オプションの更新プログラム、デバイスマネージャー、PCメーカー・機器メーカー公式サイトを確認してください。
不明なソフトや有料版誘導が強いソフトは、不要な常駐ソフトや誤った更新につながる可能性があります。
会社や学校のPCでコード28が表示された場合はどうすればよいですか?
会社や学校のPCでは、管理者権限や組織の設定により、ドライバーを変更できない場合があります。
勝手に削除やドライバー追加をせず、管理者や情報システム部門に確認してください。
まとめ
Windows11のデバイスマネージャーで「コード28 このデバイスのドライバーがインストールされていません」と表示される場合は、対象デバイスに必要なドライバーが入っていない、またはWindowsが正しいドライバーを見つけられていない状態です。
まず対象デバイス名とデバイスの状態を確認し、Windows Update、オプションの更新プログラム、デバイスマネージャー、PCメーカー・機器メーカー公式サイトの順に確認してください。
- コード28はドライバーがインストールされていない状態
- まず対象デバイス名とデバイスの状態を確認する
- Windows Updateを確認する
- オプションの更新プログラムも確認する
- デバイスマネージャーでドライバー更新を確認する
- 必要に応じてハードウェア変更のスキャンを確認する
- 不明なデバイスの場合はハードウェアIDやPC型番を確認する
- 改善しない場合はメーカー公式サイトを確認する
- 対象デバイスをむやみに削除しない
- 不明なドライバー更新ソフトをいきなり使わない
コード28が表示されても、慌てて外部ソフトを入れる必要はありません。
Windows標準機能とメーカー公式情報を優先し、対象デバイスを確認しながら安全に対処してください。
