Windows11でMicrosoftアカウントの本人確認コードが届かない場合は、コードの送信先、迷惑メール、SMSの受信設定、Microsoft Authenticatorの通知を確認し、短時間に何度も再送信しないようにします。
この記事では、メール・SMS・Microsoft Authenticatorに確認コードが届かない場合、登録した電話番号やメールアドレスを使えない場合、要求していないコードが届いた場合の対処法を解説します。
- 本人確認コードが届かないときの最短確認手順
- 本人確認コードが届かない症状を確認する
- Microsoftの本人確認コードが必要になる場面
- コードの送信先が正しいか確認する
- メールで本人確認コードが届かない場合
- 予備メールがOutlookやHotmailの場合
- SMSで本人確認コードが届かない場合
- 「この番号にテキストメッセージを送信できません」と表示される場合
- Microsoft Authenticatorの通知が届かない場合
- Authenticatorの確認コードを手動で入力する場合
- 複数回要求した場合は最新のコードを使用する
- 「別の確認方法を試す」と表示される場合
- 登録したメールアドレスや電話番号を使えない場合
- セキュリティ情報をすべて変更する場合の注意点
- パスワードの再設定中にコードが届かない場合
- 要求していない確認コードが届いた場合
- 個人用と会社・学校アカウントを区別する
- 会社・学校アカウントでコードが届かない場合
- 本人確認コードが届かないときにやってはいけないこと
- 関連するWindows11設定
- まとめ
本人確認コードが届かないときの最短確認手順
Microsoftアカウントの本人確認コードが届かない場合は、次の順番で確認してください。
- コードの送信先が自分のメールアドレスや電話番号か確認する
- メールの受信トレイと迷惑メールフォルダーを確認する
- SMSの受信拒否、機内モード、メッセージ容量を確認する
- Microsoft Authenticatorの通知と通信状態を確認する
- 複数回送信した場合は、最後に要求したコードを確認する
- 短時間の繰り返し送信を止め、時間を置いて再試行する
- 表示されている別の本人確認方法を選択する
- 登録先を利用できない場合はMicrosoft公式のサインインヘルパーを使う
- 会社・学校アカウントの場合は情報システム部門へ連絡する
本人確認コードを第三者へ伝えたり、非公式のアカウント回復サイトへ入力したりしないでください。
本人確認コードが届かない症状を確認する
| 症状 | 最初に確認すること | 主な対処 |
|---|---|---|
| メールが届かない | 迷惑メールと送信先 | 正しい受信箱と送信元を確認する |
| SMSが届かない | 電波、受信拒否、番号 | 端末を再起動し、受信設定を確認する |
| Authenticatorの通知が来ない | 通信、通知、アプリの更新 | アプリとスマートフォンの設定を確認する |
| 届いたコードを使えない | 古いコードではないか | 最後に要求したコードを入力する |
| 登録先に心当たりがない | 正しいアカウントか | メールアドレスとアカウント名を確認する |
| 登録した番号・メールを使えない | 別の確認方法があるか | サインインヘルパーを使用する |
| 会社PCだけ確認できない | 会社・学校アカウントか | 組織の管理者へ確認する |
Microsoftの本人確認コードが必要になる場面
Microsoftアカウントでは、次のような操作を行うときに本人確認コードを求められる場合があります。
- 普段と異なるPCやスマートフォンからサインインするとき
- Microsoftアカウントのパスワードを再設定するとき
- メールアドレスや電話番号などのセキュリティ情報を変更するとき
- 2段階認証を使用してサインインするとき
- Microsoft StoreやMicrosoft 365で追加の本人確認が必要なとき
- 不審なサインインが検出されたとき
- 会社・学校アカウントの多要素認証を行うとき
本人確認コードは、MicrosoftアカウントのパスワードやWindows Hello PINとは異なる、一時的な確認情報です。
コードの送信先が正しいか確認する
本人確認画面には、登録済みのメールアドレスや電話番号の一部だけが表示されます。
たとえば、メールアドレスの最初の文字や、電話番号の末尾だけが表示されることがあります。
- 表示されたメールアドレスに心当たりがあるか
- 現在使用している携帯電話番号の末尾と一致しているか
- 以前使用していたメールアドレスや電話番号ではないか
- 家族のメールアドレスを登録していないか
- 別のMicrosoftアカウントを開いていないか
表示された送信先に心当たりがない場合は、そのままコードを要求せず、サインインしているMicrosoftアカウントが正しいか確認してください。
メールで本人確認コードが届かない場合
メールでコードを受け取る設定の場合は、最初に受信フォルダーを確認します。
- 本人確認先として表示されたメールアカウントを開く
- 受信トレイを更新する
- 迷惑メール・スパムフォルダーを確認する
- 削除済みアイテムも確認する
- メールボックスの容量不足がないか確認する
- 受信拒否やメール振り分けルールを確認する
- Microsoftの送信元を検索する
Microsoftアカウントの正規の確認コードメールは、通常、次のドメインを使用します。
@accountprotection.microsoft.com
このドメインを受信拒否していないか確認し、必要に応じて信頼できる送信元として登録してください。
送信元の表示名だけで判断せず、メールアドレスのドメインも確認します。不明なリンクが含まれている場合は、メール内のリンクを開かず、自分でMicrosoft公式ページを開いてください。
予備メールがOutlookやHotmailの場合
本人確認先として、別のOutlook.com、Hotmail、Live、MSNのメールアドレスを登録している場合は、アカウントの切り替えに注意してください。
コードを要求しているMicrosoftアカウントと、コードを受け取るMicrosoftアカウントが別の場合、同じブラウザーで切り替えると、最初のアカウントからサインアウトすることがあります。
次の方法で確認してください。
- 本人確認コードを要求している画面を閉じずに残す
- 別のブラウザーまたはスマートフォンを使用する
- またはブラウザーのInPrivate・シークレットウィンドウを開く
- 確認先となっているメールアカウントへサインインする
- Microsoftから届いた確認コードを確認する
- 元の画面に戻ってコードを入力する
確認コードの入力画面を閉じると、手続きが最初からやり直しになる場合があります。
SMSで本人確認コードが届かない場合
SMSでコードを受け取る場合は、スマートフォンの通信状態とメッセージ設定を確認します。
- 電波が届く場所にいるか
- 機内モードがオンになっていないか
- SMSを受信できる契約や端末か
- 不明な送信元からのSMSを拒否していないか
- 迷惑SMSフィルターが影響していないか
- メッセージアプリの保存容量が不足していないか
- スマートフォンを再起動したか
- 登録した電話番号の末尾と一致しているか
格安SIM、法人回線、海外ローミングなどでは、SMSの受信条件が通常と異なる場合があります。契約している通信会社のSMS受信条件も確認してください。
固定電話番号やVoIP番号は、Microsoftアカウントの本人確認方法として使用できない場合があります。利用できる携帯電話番号または別の本人確認方法を選択してください。
「この番号にテキストメッセージを送信できません」と表示される場合
SMS送信時にエラーが表示される場合は、次の可能性があります。
| 考えられる原因 | 確認すること |
|---|---|
| 電話番号の入力間違い | 国番号や電話番号を正しく入力しているか |
| VoIP・固定電話番号 | 携帯電話番号を使用できるか |
| 短時間の繰り返し要求 | 何度もコードを送信していないか |
| SMS側の一時的な障害 | 時間を置くか別の方法を選べるか |
| 地域や通信会社の制限 | 他のSMSを受信できるか |
同じ番号へ短時間に何度もコードを要求せず、別の本人確認方法が表示される場合は、メールやAuthenticatorを選択してください。
Microsoft Authenticatorの通知が届かない場合
Microsoft Authenticatorを本人確認に使用している場合は、スマートフォン側の状態を確認します。
- スマートフォンがインターネットに接続されているか確認する
- 機内モードがオフになっているか確認する
- Microsoft Authenticatorを直接開く
- 対象のMicrosoftアカウントが表示されているか確認する
- アプリストアからAuthenticatorの更新を確認する
- スマートフォンの通知設定を開く
- Microsoft Authenticatorの通知を許可する
- スマートフォンの日付と時刻を自動設定にする
- バッテリー節約やバックグラウンド制限を確認する
通知が届かなくても、Microsoft Authenticatorを直接開くと承認画面が表示されている場合があります。
通知を押したあとに番号の入力を求められた場合は、Windows11やブラウザーに表示された番号と一致するものを選択・入力してください。
身に覚えのないサインイン要求は承認しないでください。
Authenticatorの確認コードを手動で入力する場合
プッシュ通知ではなく、Authenticatorに表示される確認コードを入力する方式もあります。
- Microsoft Authenticatorを開く
- 対象のアカウントを選択する
- 表示されているワンタイムコードを確認する
- Windows11またはブラウザーの入力画面へ戻る
- 有効時間内にコードを入力する
コードがすぐ無効になる場合は、スマートフォンの日付と時刻が正しいか確認してください。時刻を手動で設定している場合は、自動設定へ変更してからスマートフォンを再起動します。
複数回要求した場合は最新のコードを使用する
本人確認コードを何度も要求すると、複数のコードが時間差で届く場合があります。
その場合は、古いコードではなく、最後に要求したときに送信されたコードを使用してください。
- メールやSMSの受信時刻を確認する
- 最後に要求した時刻より前のコードは使用しない
- コードの再送信を繰り返さない
- 画面を閉じて最初からやり直した場合は、新しいコードを取得する
短時間にコード送信を繰り返すと、不審な操作として一時的にコードの送信を制限される場合があります。
何度か試しても届かない場合は、要求を止めて時間を置き、別の本人確認方法を使用できないか確認してください。
「別の確認方法を試す」と表示される場合
メールやSMSでコードを受け取れない場合は、「別の確認方法を試す」「別の方法でサインイン」などの項目が表示されることがあります。
利用できる方法には、次のようなものがあります。
- 予備のメールアドレス
- 携帯電話へのSMS
- 音声通話
- Microsoft Authenticatorの通知
- Authenticatorのワンタイムコード
- セキュリティキー
- Windows Hello
- 回復コード
表示される選択肢は、事前にMicrosoftアカウントへ登録していたセキュリティ情報によって異なります。
登録したメールアドレスや電話番号を使えない場合
機種変更、電話番号の変更、メールサービスの終了などにより、登録した本人確認先を利用できない場合があります。
まず、本人確認画面に次のような項目がないか確認してください。
- 「別の確認方法を試す」
- 「別の方法でサインイン」
- 「これらのいずれも使用できません」
- 「どの方法も利用できません」
利用できる確認方法が一つもない場合は、Microsoft公式のサインインヘルパーを使用してください。
サインインヘルパーは、メールアドレスまたは電話番号を基に、アカウントの状態と次に必要な手順を案内します。
セキュリティ情報をすべて変更する場合の注意点
Microsoftアカウントへサインインできるものの、登録した電話番号やメールアドレスをすべて利用できない場合は、セキュリティ情報の置き換えを求められることがあります。
セキュリティ情報をすべて置き換えると、アカウントを保護するため、変更が反映されるまで一定期間、一部の操作が制限される場合があります。
現在利用できる確認方法が一つでも残っている場合は、最初に新しい確認方法を追加して動作を確認し、その後で古い方法を削除してください。
複数の確認方法を同時に削除・変更するのは避けてください。
パスワードの再設定中にコードが届かない場合
Microsoftアカウントのパスワード再設定中に本人確認コードが届かない場合も、メール、SMS、Authenticatorの基本確認を行います。
再設定画面に表示される送信先を利用できない場合は、サインインヘルパーへ進んでください。
- Windows11でMicrosoftアカウントのパスワードを忘れたときの再設定方法|PINで入れる場合も解説
- Windows11でMicrosoftアカウントにサインインできない原因と対処法|パスワード・本人確認の確認手順
要求していない確認コードが届いた場合
自分でサインインやパスワード再設定をしていないのに確認コードが届いた場合は、コードを入力・返信・共有しないでください。
要求していないコードが届く原因には、次のようなものがあります。
- 第三者がアカウントへサインインしようとしている
- 別の利用者がメールアドレスや電話番号を間違えて入力した
- 以前要求したコードが遅れて届いた
- Microsoftを装った偽のSMSやメールが送られている
本人確認コードを相手へ伝えなければ、コードだけでMicrosoftアカウントへサインインされることはありません。
ただし、身に覚えのないコードが繰り返し届く場合は、Microsoftアカウントの最近のサインイン履歴を確認し、必要に応じてパスワードを変更してください。
SMSやメール内の不明なリンクは開かず、自分でMicrosoft公式のアカウントページを開いて確認します。
個人用と会社・学校アカウントを区別する
| アカウント | 主な用途 | コードが届かない場合 |
|---|---|---|
| 個人用Microsoftアカウント | Outlook.com、OneDrive、Store、個人向けMicrosoft 365 | サインインヘルパーと個人用セキュリティ情報を確認する |
| 会社・学校アカウント | 会社メール、Teams、SharePoint、業務用Microsoft 365 | 組織の別認証方法または管理者へ確認する |
| ローカルアカウント | そのWindows11 PCだけのアカウント | 通常、Microsoftの本人確認コードは使用しない |
会社・学校アカウントの確認コード問題を、個人用Microsoftアカウントのサインインヘルパーで解決できない場合があります。
会社・学校アカウントでコードが届かない場合
会社・学校アカウントでは、多要素認証の方法が組織のMicrosoft Entra ID設定によって管理されています。
次の順番で確認してください。
- 会社・学校アカウントへサインインしているか確認する
- 別の認証方法を選択できないか確認する
- Microsoft Authenticatorを直接開く
- 会社指定のVPNやネットワークが必要か確認する
- 機種変更や電話番号変更をしていないか確認する
- 解決しない場合は情報システム部門へ連絡する
スマートフォンの紛失・故障・機種変更によりAuthenticatorを利用できない場合は、管理者側で認証方法の再登録やリセットが必要になることがあります。
管理者へ連絡するときは、次の情報を伝えてください。
- 利用者名
- 会社・学校のメールアドレス
- PC名や資産管理番号
- 利用している確認方法
- メール・SMS・Authenticatorのどれが届かないか
- 表示されたエラーやメッセージ
- 問題が発生した日時
- スマートフォンの機種変更や電話番号変更の有無
同じ操作を何度も繰り返すと、一時的に追加のサインインが制限される場合があります。管理者の案内を待って操作してください。
本人確認コードが届かないときにやってはいけないこと
| 避ける操作 | 理由 |
|---|---|
| 本人確認コードを他人へ伝える | Microsoftアカウントを乗っ取られる可能性があるため |
| 短時間に再送信を繰り返す | 一時的にコード送信を制限される場合があるため |
| 非公式の回復サイトへ入力する | メールアドレスやパスワードを盗まれる可能性があるため |
| 不明なサポート担当者へ画面を共有する | コードや個人情報を見られる可能性があるため |
| 心当たりのないAuthenticator通知を承認する | 第三者のサインインを許可する可能性があるため |
| 会社アカウントの認証設定を勝手に変更する | 業務システムへ入れなくなる可能性があるため |
| Windows11をすぐに初期化する | コードが届かない問題の解決にはならないため |
関連するWindows11設定
- Windows11でMicrosoftアカウントにサインインできない原因と対処法|パスワード・本人確認の確認手順
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- Windows11でMicrosoft Storeが開かない原因と対処法|起動しない・すぐ閉じる場合の確認手順
- Windows11の設定はどこ?よく使う設定の開き方と目的別の探し方まとめ
まとめ
Microsoftアカウントの本人確認コードが届かない場合は、最初にコードの送信先、メールの迷惑メールフォルダー、SMSの受信設定、Microsoft Authenticatorの通知を確認します。
メールで受け取る場合は、@accountprotection.microsoft.comからのメールを受信できるか確認してください。SMSの場合は、電波、機内モード、受信拒否、メッセージ容量、登録番号を確認します。
Microsoft Authenticatorの通知が来ない場合は、通信状態、通知許可、アプリの更新、スマートフォンの日時、バッテリー設定を確認してください。
短時間に何度もコードを要求すると、一時的に送信が制限される場合があります。再送信を繰り返さず、別の本人確認方法を選ぶか、時間を置いてから再試行します。
登録したメールアドレスや電話番号を利用できない場合は、Microsoft公式のサインインヘルパーを使用してください。会社・学校アカウントでは、情報システム部門や管理者による認証方法の再設定が必要になる場合があります。
