Windows 11 25H2 を適用したあとに、動作不安定や互換性の問題が発生し、24H2 に戻したいと考えるユーザーは少なくありません。
本記事では、Windows 11 25H2 を有効化する更新プログラム「KB5054156」をアンインストールすることで、24H2 に戻す方法を解説します。
KB5054156 は、Windows 11 24H2 をベースに 25H2 の機能を有効化する更新プログラムです。
通常の大型アップデートとは異なり、条件を満たしていればアンインストールが可能です。
KB5054156をアンインストールする手順
「スタートボタン」をクリックし、「設定」を開きます。

「Windows Update」 → 「更新の履歴」 をクリックします。

「更新プログラムをアンインストール」をクリックします。

一覧から KB5054156 を探し、「アンインストール」をクリックします。

完了後は必ず再起動してください。
24H2に戻ったか確認する方法
次の手順でバージョンを確認します。
設定 → システム → バージョン情報
バージョンが 24H2 と表示されていれば成功です。
KB5054156が表示されない場合
次のような場合、アンインストールはできません。
- ISO やクリーンインストールで 25H2 を導入した
- アップデートから長期間経過している
- ディスククリーンアップで以前の Windows を削除した
注意事項
- 作業前に重要なデータをバックアップする
- アンインストール中は電源を切らない
- ノートPCはACアダプターを接続する
まとめ
Windows 11 25H2 は KB5054156 によって有効化されています。条件を満たしていれば、KB5054156 をアンインストールするだけで 24H2 に戻すことが可能です。安定性を重視する場合、24H2 に戻す判断は有効な選択肢と言えます。
