「PDFが勝手にEdgeで開くようになった」「画像が今までと違うアプリで開くようになった」など、Windows11を使っていると既定のアプリ(デフォルトアプリ)が意図せず変わってしまうことがあります。
そんなときは、既定のアプリの設定をリセットすることで、Windows標準の状態に戻すことができます。
🔧 既定のアプリをリセットする手順
スタートボタンをクリックし、「設定」を開きます。
左側のメニューから「アプリ」を選択します。
「アプリ」メニュー内の「既定のアプリ」をクリックします。
画面を下にスクロールし、「すべての既定のアプリをリセットする」という項目右側の「リセット」ボタンをクリックします。
「OK」をクリックします。
この操作により、Webブラウザ、メール、PDFビューア、画像ビューアなどがすべて初期状態(Microsoft推奨のアプリ)に戻ります。
💡 リセットするとどうなる?
以下のような設定が初期状態に戻ります:
- Webページ → Microsoft Edge
- PDF → Microsoft Edge
- 画像 → フォトアプリ
- 音楽 → Groove ミュージック(またはMedia Player)
つまり、「何で開くか」がすべてWindowsの標準に戻るということです。
⚠ 注意点
- リセット後は、再度好みのアプリに設定し直す必要があります。
- 個別に「拡張子ごと」「アプリごと」で設定した内容も初期化されます。
- 外部アプリが自動的に既定値に戻るわけではないので、意図せずまた変わる場合も。
🔁 リセットではなく個別に設定したい場合は?
リセットは全体を初期化する方法です。もし「PDFだけAdobeにしたい」「画像だけ別アプリに戻したい」という場合は、以下の手順で個別に変更できます。
- 「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」を開きます。
- 「ファイルの種類で既定値を選択する」を開きます。
- アプリ名やファイルの種類(例:.pdf)から選んで変更します。
🎯 まとめ
Windows11で既定のアプリの設定がぐちゃぐちゃになってしまったときは、「Microsoftが推奨する既定値にリセット」することでスッキリ解決できます。
ただし、すべてが初期化されてしまうので、再度カスタマイズする必要がある点には注意しましょう。
おすすめの使い方:「どこが変わったか分からないけど、とにかく元に戻したい」ときにリセットが便利です。