Microsoft Edge を使っていて「ファンが急にうるさくなる」「Edge だけ CPU 使用率が異常に高い」と感じたことはありませんか?
Edge は Chromium ベースの高性能ブラウザですが、使い方や設定次第では CPU を過剰に消費するケースがあります。本記事では Edge の CPU 使用率が高くなる主な原因と、一般ユーザーから管理者まで有効な具体的対策を分かりやすく解説します。
Microsoft Edge の CPU 使用率が高くなる主な原因
1. タブ・Webページの負荷が高い
以下のようなページは CPU 使用率が急上昇しやすくなります。
- 動画サイト(特に高解像度・自動再生)
- Web会議(Teams / Zoom / Google Meet など)
- 広告・トラッキングスクリプトが多いサイト
- リアルタイム更新されるダッシュボード系サイト
タブを開いた直後ではなく、数分後に CPU が上がる場合はこの可能性が高いです。
2. 拡張機能(アドオン)の影響
拡張機能は便利ですが、常時バックグラウンドで動作します。
CPU 使用率が高くなりやすい拡張機能の例:
- 広告ブロック系(過剰フィルタ)
- 翻訳・AI補助ツール
- スクリーンキャプチャ系
- セキュリティ監視系拡張
Edge 起動直後から CPU が高い場合は拡張機能が原因のことが多いです。
3. ハードウェアアクセラレーションの不具合
本来は CPU 負荷を下げる機能ですが、以下の環境では逆に CPU 使用率が上がる場合があります。
- 古い GPU ドライバ
- 仮想環境(VM)
- RDP 接続中
4. Edge のバックグラウンド動作
Edge は閉じていても以下の処理が動作します。
- スタートアップブースト
- バックグラウンドアプリ
- 拡張機能の常駐処理
特に業務端末や低スペック PC では影響が出やすくなります。
5. Edge の不具合・バージョン依存問題
特定バージョンで以下の問題が発生することがあります。
- レンダラープロセスの暴走
- PDF 表示時の高負荷
- 特定サイトとの相性問題
最近 Edge をアップデートしてから発生した場合は要注意です。
Microsoft Edge の CPU 使用率を下げる対策
対策1:Edge のタスクマネージャーで原因を特定
- Edge を起動
- Shift + Esc を押す
- CPU 使用率が高いタブや拡張機能を確認
Windows のタスクマネージャーより正確に原因を特定できます。
対策2:不要な拡張機能を無効化・削除
- edge://extensions/ を開く
- 使用していない拡張機能をオフ
- Edge を再起動
一時的に無効化して CPU 使用率を確認する方法がおすすめです。
対策3:スリープタブ機能を有効化
- 設定 → システムとパフォーマンス→パフォーマンス
- 「スリープタブでリソースを保存する」をオン
- 「指定した時間が経過した後に非アクティブなタブをスリープ状態にする」の時間を 5~15 分程度に設定
タブを大量に開く人ほど効果があります。
対策4:ハードウェアアクセラレーションを切り替える
- 設定 → システムとパフォーマンス→グラフィック アクセラレータ
- 「使用可能な場合はグラフィックス アクセラレータを使用する」をオフ
- Edge を再起動
改善しない場合は再度オンに戻してください。
対策5:バックグラウンド動作を制限
- 設定 → システムとパフォーマンス→スタートアップブースト
- 「スタートアップブースト」をオフ
- 「Edge を閉じたときにバックグラウンド拡張機能とアプリの実行を続行する
」をオフ
社内 PC や共有 PC では必須の設定です。
対策6:Edge を最新バージョンに更新
- edge://settings/help を開く
- 更新を確認
- 再起動
CPU 高負荷の不具合は修正されることが多くあります。
管理者・検証向けのポイント
Edge の CPU 使用率はプロセス数も重要
Edge はマルチプロセス構造のため、タブ数・拡張機能数・Webアプリ数が増えるほど CPU 使用率が分散・増加します。
1タブ=1プロセスではない点に注意してください。
再現条件を確認する
- 特定サイトのみ高負荷か
- 起動直後か時間経過後か
- 拡張機能の有無で変わるか
これを切り分けることで根本対策が可能になります。
注意事項
- CPU 使用率が高い状態が必ずしも異常とは限りません
- Web会議や動画再生中は一時的に高くなります
- 全機能を無効にすると利便性が低下します
高い原因を把握し、必要な対策だけ行うことが重要です。
まとめ
Microsoft Edge の CPU 使用率が高くなる原因は、Webページ、拡張機能、設定、環境、バージョン不具合など複数あります。
まずは Edge のタスクマネージャーで原因を特定し、段階的に設定を見直すことで多くのケースは改善可能です。
