Windows11|プロキシ設定の方法

「ネットワークの接続先を変えたい」「企業のセキュリティでプロキシ設定が必要と言われた」――そんなときに知っておきたいのが、Windows11でのプロキシ設定です。

本記事では、Windows11でプロキシを設定する具体的な手順と、設定時の注意点・トラブル対処法まで徹底解説します。

 

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そもそも「プロキシ」とは?

プロキシ(Proxy)とは、インターネットへの接続を中継してくれるサーバーのこと。あなたのPCとインターネットの間に入り、通信を代行してくれます。

プロキシを使う理由

  • 会社のセキュリティ対策(情報漏洩防止、アクセス制限)
  • 社内システムへのアクセス
  • 通信ログの取得、トラフィックの監視

 

Windows11でプロキシを設定する方法

① 設定アプリからプロキシ画面を開く

[スタート] → [設定] を開く

 

[ネットワークとインターネット] → [プロキシ] を選択

 

② 自動設定の確認

「設定を自動的に検出する」がオンになっているか確認
構成スクリプトを使う場合は「セットアップ スクリプトを使う」の編集からURLを入力

 

③ 手動でプロキシを設定する

「手動プロキシ セットアップ」の項目内の「プロキシ サーバーを使う」右側「セットアップ」をクリックする

 

「プロキシ サーバーを使う」のスイッチをオンにする

 

プロキシIPアドレスとポートを入力
【例】
プロキシIPアドレス:proxy.example.jp
ポート:8080
「次のエントリで始まるアドレス以外にプロキシ サーバーを使います。エントリを区切るにはセミコロン(;)を使います。」に必要なアドレスやドメインを入力

 

④ 設定を保存して完了

入力後、「保存」ボタンをクリックすると反映されます。

【注意】プロキシ設定時のよくあるトラブルと対策

トラブル内容 原因 対策
インターネットに接続できない アドレスやポート番号のミス 入力内容を再確認(管理者に確認)
特定サイトだけアクセス不可 除外リストに入っていない 「プロキシを使わないアドレス」に追加
スクリプトアドレスが無効 URLミスや配信停止 最新のスクリプトURLを確認

 

会社PCで設定変更できない場合の対処法

  • IT部門に設定変更を依頼
  • 別ユーザーアカウントでログイン
  • コマンドで変更(netsh winhttp set proxy)※管理者権限が必要

 

設定が反映されないときの対処法

  • パソコンの再起動
  • ブラウザのキャッシュクリア
  • セキュリティソフトやファイアウォールの一時停止(自己責任)

 

まとめ|プロキシの設定は慎重に、でも怖がらなくてOK

プロキシの設定は、企業ネットワークや特定の接続環境で必要不可欠な操作です。最初は戸惑うかもしれませんが、手順通りに進めれば誰でも設定可能です。

「正しい情報を入力すること」「必要なときにオフにできる知識を持つこと」を意識して設定しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. プロキシの設定はどのアカウントでもできますか?
→ 通常はできますが、会社PCでは管理者権限が必要な場合があります。

Q. 設定を戻したい場合は?
→ 「手動プロキシ設定を使う」をオフにするだけでOKです。

Q. フリーWi-Fiでもプロキシは使えますか?
→ 可能ですが、接続先の仕様によっては使えない場合があります。

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