Windows11|パスワード保護共有を有効/無効にする方法

Windows 11でネットワーク共有を利用していると、「パスワード保護共有」という設定に出くわすことがあります。

この記事では、パスワード保護共有とは何か?有効/無効にする方法設定変更時の注意点や活用のコツについて、初心者でも分かりやすく解説します。

 

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パスワード保護共有とは?

パスワード保護共有とは、ネットワーク上の他のユーザーが自分のPC内の共有フォルダやプリンタにアクセスする際、ユーザー名とパスワードの入力を要求する機能です。

有効にするとどうなる?

  • アクセスには「PCに登録されているアカウントのIDとパスワード」が必要
  • セキュリティが高まる

無効にするとどうなる?

  • パスワードなしでアクセスできる
  • 家庭内ネットワークや職場LANなど、信頼できる環境で便利
  • ただしセキュリティリスクが高まる可能性あり

 

パスワード保護共有を有効/無効にする手順

「スタートメニュー」→「設定」をクリックします。

 

「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」をクリックします。

 

「共有の詳細設定」をクリックします。

 

「すべてのネットワーク」をクリックします。

 

「パスワードの保護共有」のスイッチをクリックしオン(有効)、オフ(無効)を切り替えます。

 

 

設定項目 内容
オン パスワード入力が必要
オフ パスワード不要でアクセス可能

任意の設定を選んだ後、「変更の保存」をクリックして完了です。

 

設定変更時の注意点

1. セキュリティリスクに注意

「無効」にすると誰でもアクセスできるため、外部からの不正アクセスの危険性が高まる可能性があります。

2. アクセスできないトラブルの原因になることも

相手PCから共有フォルダが見えない場合、この設定が原因であることも多いです。

3. SMB設定や共有の許可も確認

共有がうまくいかないときは「SMB 1.0の有効化」や「共有フォルダのアクセス権」も見直しましょう。

 

家庭内LAN・小規模オフィスでのおすすめ設定例

利用シーン パスワード保護共有の設定
自宅の家族PC同士での共有 無効(信頼できる環境)
オフィスの共有PC 有効(セキュリティ重視)
一時的なファイル交換 無効+共有後にすぐ削除

 

まとめ

  • パスワード保護共有は、セキュリティと利便性のバランスを取る重要な設定です。
  • Windows 11では、コントロールパネルから簡単に切り替えることが可能です。
  • 信頼できるネットワークでは「無効」、外部ネットワークでは「有効」を推奨します。
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